2021年アカデミー賞から世界を読む|藤えりか×森直人

Bayashi TV

現地時間4月25日(日本時間4月26日)に発表予定の、今年のアカデミー賞。
コロナ禍の影響を受けて、今年に限り特別に、ストリーミング配信作品など劇場公開ではない作品も選考対象になりました。

非白人の女性監督として初の監督賞受賞が期待されている中国系クロエ・ジャオ監督「ノマドランド」や、韓国系移民の家族を描いた米映画「ミナリ」をはじめ、多くの話題作が注目を集めています。

今回は、ハリウッドで取材経験のある朝日新聞経済部記者の藤えりかさんと、映画評論家の森直人さんをお招きして、アカデミー賞の結果について解説していただくとともに、コロナ渦を経て映画産業はどうなるのか、その未来について考えます。

▼出演
藤えりか(朝日新聞 経済部 記者)
森直人(映画評論家)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)

▼日時
2021年5月7日(金)

▼登壇者プロフィール
藤えりか(朝日新聞 経済部 記者)
2011~14年ロサンゼルス支局長、14年〜GLOBE編集部や経済部の記者などとして、映画産業やアカデミー賞などを国内外で取材。映画を通して産業や世界を考える「シネマニア経済リポート」を朝日新聞デジタルで、「シネマニア・リポート」を朝日新聞GLOBE+で連載。読者サロン「シネマニア・サロン」主宰。朝日新聞ポッドキャストにも時々登場。著書に『なぜメリル・ストリープはトランプに嚙みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える』。
Twitter:@erika_asahi

森直人(映画評論家)
1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』(フィルムアート社)、『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「メンズノンノ」「Numero TOKYO」「キネマ旬報」「シネマトゥデイ」などで定期的に執筆中。 YouTubeチャンネル『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中。

▼遅いインターネット会議とは?
PLANETS編集長・宇野常寛が提唱する「遅いインターネット」計画の一貫として、
政治からサブカルチャーまで、ビジネスからアートまで、
さまざまな分野の講師を招き参加者と共に考える場を構築していきます。
新聞やテレビといったオールドメディアは物足りない、
しかし今日の「速すぎる」インターネットの空疎さにも付き合いきれない。
こうした読者の方へ、よりアクティブな学びを提供し、
自由な問題設定と多角的な思考を共有することが目的です。
そのために日常の中に少しだけ、しかし確実に世の中とは近過ぎない、
しかし離れすぎない中距離を置いた思考の場を用意しました。
ぜひ、毎週火曜日の夜は予定を空けて、自分の世界を少しずつ広げることに挑戦してください。

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