2019/日本/16分36秒/デジタルビデオ
スタッフ、キャスト:海野林太郎
撮影地:渡良瀬遊水地
渡瀬遊水池で毎年春に行われる約1500ha にわたる広大な野焼き(ヨシ焼)をFPSゲーム的な視点で撮影。熱烈にショットするカメラマンや記念撮影の老人、はしゃぐ子供達に対して、 燃え盛る大地は時折、災害や戦争などの一番面にもみえてくる。人と風景が別のレイヤーで合成されているかのようにもみえるシュールな景色は、状況の実在性自体を曖昧にしてしまう。
海野 林太郎(うんの りんたろう)
1992年東京生まれ。 美術作家、マテリアルショップ・カタルシスの岸辺 運営者。主な展覧会に「風景の反撃 / 執着的探訪」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2019年)、「TOKYO2021 un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング」(カタルシスの岸辺、戸田建設本社ビル、2019年)、 「サスペンデッド・エクスプローラー!」(EUKARYOTE、2018年)など。ミュージックビデオ 長谷川白紙「草木」監督
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